一人で頑張りすぎていませんか?──ブレずに進むために本当に大切なこと

マインド

はじめに

マネジメントや人材育成に悩むあなたにとって、今、最も必要なものは何でしょうか?

知識ですか?経験ですか?技術ですか?

もちろん、そのどれもが大切です。私もそう思っていました。

ただ、どれだけ知識をつけても、どれだけ経験を積んでも、どれだけ技術を磨いても、うまくいかないことは必ずあります。

それが現実です。

上司1年目でも、10年目でも、20年目でも、 うまくいく時もあれば、うまくいかない時もある。

なぜでしょうか?

それは、世の中や事業環境、組織の事情、そして共に働く人々が、常に変化しているからです。

変化の中でブレないために

そんな不確実な状況の中でも、大切なのは「ブレずにしっかりと自分の足で歩み続けること」。

これは仕事だけでなく、生き方そのものにも通じる話です。
どんな環境の変化があっても、自分の軸を持ち続けること。
それが、長く活躍し続けるためには欠かせません。

とはいえ、現実は思うようにいかないことも多いもの。
努力を重ねても結果がついてこないこともあるし、
自分なりにベストを尽くしても報われないと感じることもあるでしょう。

でも、それは決してあなたの力が足りないからではありません。
私自身も、まさにその壁にぶつかり、悩んだ一人です。
どれだけ努力しても報われないと感じたり、
自分のやり方が正しいのか不安になったりすることもありました。

でも、そんな中で幸運だったのは、
ブレずに前に進むために「支えとなる考え方」を持つことができたことです。

伴走者の存在

それは、どんな局面でも私を支え、共に考え、時に厳しく、時に励ましてくれる「伴走者」の存在です。

私の場合、それは妻でした。

社会人1年目からの付き合いである妻は、いつでも私の味方であり、理解者であり、相談相手であり、時には厳しいことも躊躇なく伝えてくれる存在でした。

仕事がうまくいかない時には、「転職したらいいじゃん!」とまで言ってくれるほどでした。

なぜ妻はそこまで言えたのか?

それは、彼女の言葉が常に「私が最も力を発揮し、輝き、イキイキと生きること」を考えたものであったからです。

年収や肩書、会社のステータスにこだわるのではなく、 「私自身がイキイキと働けるかどうか」という視点で、私の成長を支えてくれました。

あなたにとっての伴走者とは?

ここで誤解しないでいただきたいのは、「伴走者」とは人生のパートナーに限るものではないということです。

それは、信頼できる上司かもしれません。 共に成長し合える同僚かもしれません。 気兼ねなく話せる友人やメンターかもしれません。

大切なのは、あなたを「とある役職」「とある年収」といった“点”で見るのではなく、 「人としての成長や生き方」という“線”で見てくれる存在であることです。

武装だけでは不十分

知識や経験、技術を身につけることは大事ですが、それだけでは限界があります。

どれだけ武装しても、うまくいかないときはあります。 それは優良企業や経営者でさえ避けられないことです。

問題は、その武装が「あなたの強みを引き出し、あなたが輝けるものなのか?」ということ。

それを考えずに、ただ次々とスキルを身につけ、疲れても続け、 うまくいかなくなったらまた別のスキルを求める……。

そんな状況では、いつか疲れ果て、離脱してしまうかもしれません。

だからこそ、あなたに最も必要なのは

「あなたを信じ、共に成長を考え、導いてくれる伴走者」

なのではないでしょうか?

おわりに

あなたの成長を誰よりも考え、 どんな局面においても味方であり、理解者であり、相談役であり、 時に叱り、時に支え、時に引き上げ、時に背中を押す。

そんな伴走者がいることで、 あなたはどんな状況でも“あなたらしさ”を失わずに成長し、未来を切り拓いていけるはずです。

私のこの投稿が、あなたにとって少しでも支えとなれば嬉しいです。

いつも応援しています。

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