「どうしたら部下と信頼関係が築けますか?」
新任管理職の方から、よくこんな相談を受けます。
「もっと部下と距離を縮めたい」
「どうしたら信頼される上司になれるのか分からない」
その時、多くの人がまず思いつくのが、コミュニケーションのスキルや接し方のテクニックを学ぶことです。
たしかに、スキルやノウハウが助けになる場面もあります。
でも、僕はこう考えています。
信頼関係は、スキルで築くものではない
コミュニケーション術や1on1のやり方に頼って、関係性をなんとかしようとする。
でも実際に現場で見てきたのは、**「うまくいかないリーダーほど、スキルに走る」**という現実でした。
なぜなら、関係性をつくる土台そのものが欠けているからです。
それは何か?
「日々の声かけ」こそが、信頼を築く原点
朝の「おはよう」
退勤前の「お疲れさま」
ふとした時の「ありがとう」「助かったよ」
忙しい中での「大丈夫?無理してない?」という一言
こういった何気ない声かけの積み重ねが、
部下にとっては「この人は自分のことをちゃんと見てくれてる」という安心感につながります。
信頼される上司とは、特別なことをしているわけではない。
ただ、日々の小さな関わりをサボっていないだけなんです。
そのベースにあるのは「興味関心」
でも――
その声かけも「義務」でやっていたら、部下にはすぐに見抜かれます。
本当に大事なのは、**部下に対する“興味関心”**です。
- この人はどんな想いで働いているんだろう
- 最近、疲れてそうだけど大丈夫かな
- 今の仕事、悩んでるんじゃないか?
そういう関心を持って見ているかどうか。
その姿勢が、言葉や行動の端々ににじみ出る。
部下は、そこをちゃんと感じ取っています。
関係性をつくるのは、「技術」ではなく「姿勢」
部下との関係性を築こうとした時、
つい「正しい方法」を探してしまいます。
でも、関係性は**“構築するもの”ではなく、“育まれるもの”**。
そしてそれは、日々の関わりと、部下に対する関心からしか生まれない。
だからこそ、僕は声を大にして言いたいのです。
📢 「関係性は、スキルではなく、日々の小さな行動と関心の積み重ねでできていく」
「部下との距離感に悩む」あなたへ
もし今、あなたが部下との距離感に悩んでいるなら。
なにか特別なスキルを探す前に、最近どんな声かけをしていたか振り返ってみてください。
- 挨拶をしているか?
- ねぎらいの言葉をかけているか?
- 部下の変化に気づこうとしているか?
どんなに多忙でも、1日数秒の声かけならできるはず。
その“数秒の積み重ね”が、あなたのチームの空気を変えていきます。
【まとめ】
- 信頼関係は、スキルやノウハウでは築けない
- 大切なのは「日々の声かけ」と「部下への関心」
- それが「見てくれている」という安心感につながる
- 関係性は“技術”ではなく“姿勢”の問題
【無料相談のご案内】
あなたがもし今、
「部下との距離感がわからない」
「何をどう変えたらいいか迷っている」
そんな風に感じているなら――
まずは一度、無料でお話ししてみませんか?
60分の無料個別相談をご用意しています。
あなたの現場の悩みに、現場出身の私が伴走します。
▶ お申込みはこちらから
👉 https://forms.gle/DjoPKf2EsuXtTvfS9